表面処理技術を固定技術として捉えるのは間違っていないか?
私たちは、そんな疑問からめっき技術の見直しをしています。様々な展開を遂げるハイテクも、中身は何とめっき技術の応用が多いことでしょう。
めっき技術こそが低価格、高品質の決め手である―、その将来は柔軟な発想で既存技術を見直すことで更に確かなものになるはず。
私たちは今、クロム・シアンフリーの亜鉛めっき、クロムフリーのニッケル後処理、Sn−Niの合金めっき、気相めっきなどの量産化を目前にしています。環境というキーワードを重視しながら、更に発展しためっき技術の将来を展望しています。
めっきする技術とブランクを痛めない剥がす技術とは一体であるべきである、との私たちの信念も同じこと。全ての廃棄物をリサイクルの循環に載せる、を合言葉に私たちはめっきの新時代を開いていきたいと思います。そして、その環境技術の日本の水準は、広くアジアや世界が共有すべきもの。
緑豊かな長野にあって、しかも顧客のニーズとタイムラグなく向き合うASEANで、グローバル展開を果たしてきた表面処理企業。私たちにしか発想できないこと、私たちならではの使命がきっとあるはず。
長野から世界へ、世界から長野へ、先端技術と向き合うボーダーレスの力強い表面処理企業に育つこと、それが私たちの願い。
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